阪神・淡路大震災から学ぶ いま、そなえておきたい3つのこと

1.家や家の中の安全をチェックする

「近所の酒蔵が数多く壊れた」
「マンションの柱や壁のあちこちにひびが入り、玄関の扉が開かなかった」
「ピアノが倒れた場所は、いつもなら犬が寝ていたところだった」

阪神・淡路大震災で多くの方の命を奪ったのは、建物の倒壊や家具などの転倒でした。
家屋の耐震チェックと家の中の安全チェックをいまいちど。

<身の安全を確保するために>家具の転倒を防止する

2.持ち出し袋や備蓄品を用意する

「水くみに始まり、水くみに終わる毎日でした」
「食器にサランラップを巻いた。食器を洗えないので汚さない工夫」
「ビニール袋を二重にして水を入れた」

地震直後、兵庫県では127万戸が断水。数週間以上にわたる断水生活を余儀なくされました。
まずは非常時の持ち出し袋(1次)、ついでいつも持ち歩くもの(0次)、そしてライフラインが途絶えたときのための備蓄品(2次)の用意を。
  • 0次 いつもケータイ!
  • 1次 非常持ち出し袋
    バッグ バッグ  
    飲料水 一人1.5L程度
    携帯食 チョコレート、キャンディー、栄養補給・調整食品など
    非常食 乾パンなど、水・調理なしでそのまま食べられるもの
    装備

    ヘルメット・防災ずきん・帽子など

     

    手袋(作業用)

    革製など丈夫な素材のものを。

    運動靴

     

    懐中電灯(予備電池・電源も)

     
    道具

    万能ナイフ類

    ハサミ、ナイフ、缶切りなどの複合ツールが便利
    ロープ(10m程度) 救助・避難はしごの代用。体重を支えられる太さ。
    情報 携帯ラジオ 予備電池も。ライトや携帯電話充電など複合機能のものもある。スピーカー付きがよい

    連絡先メモ

     
    身分証明書(そのコピー) 健康保険証、運転免許証、パスポートなど
    筆記用具 メモ帳とペン
    油性マジック 伝言を書くのにも使える
    現金 公衆電話用に10円、100円玉が必要。
    携帯・自宅電話がつながらないときのため
    救急 救急用品セット 消毒薬、脱脂綿、ガーゼ、ばんそうこう、包帯、三角巾などケガの手当て用品をひとまとめに。
    毛抜き

    とげ抜き、ピンセットとして使える

    持病薬・常備薬 合わせて処方箋のコピーも
    衛生 マスク 防寒用としても重要
    簡易トイレ  
    トイレットペーパー 汎用性が高い
    ウェットティッシュ 水がないとき役に立つ
    防寒

    使い捨てカイロ

     
    サバイバルブランケット 非常時の軽量簡易防寒具
    汎用 タオル 汚れの拭き取り、ケガの手当て、下着の代用など高い汎用度
    安全ピン タオルを留めて下着の代用として使うこともできる
    ポリ袋 大小あわせて10枚程度。汎用性が高い
    ビニールシート類 レジャーシート・ブルーシート
    ライター(マッチでも) 暖房器具への点火などに。マッチよりも使い勝手がよい
    布ガムテープ 屋外に伝言メモを貼るなど多用途に使える
    雨具(ポンチョ・雨がっぱなど) 両手が使えるので作業しやすい。防寒着にも
    ふろしき 何かを包む、敷いて防寒対策など汎用性が高い
    予備電池(バッテリー)  
    あると便利・汎用的

    新聞紙・ダンボール

     
  • 2次 「もしも」の時も安心ストック

3.家族と避難場所や連絡方法を確認する

「電話が通じなかった」
「ラジオが聞けない、テレビが見られない」
「倒壊した家屋や電信柱に張る紙が一番役立った」

家族と一緒にいるときに地震に遭うとは限りません。離れて被害に遭ったときのために、災害時の連絡手段や集合場所を決めておきましょう。普段から避難場所を見ておくことも大切です。

避難する場所や集合場所は?

家族と別々の場所で被災したときに集合する場所を決めておきましょう。避難所は、避難所マップや都道府県・市区町村の公式サイトで確認を。

東京防災マップ(東京都) おおさか防災ネット(大阪府)

連絡方法は?

携帯電話が使えなくても連絡できるよう、非常時の連絡先メモをつくって持ち歩きましょう。

災害用伝言ダイヤル(171)・伝言板(web171)
被災地の方の電話番号をもとに、安否などの情報を音声やテキストで登録・確認できるサービス。
災害時に有効な通信サービス(NTTグループ)
ケータイ版・災害用伝言板
専用アプリや専用サイトから安否情報の登録ができるサービス。ご利用の携帯電話会社で利用方法などの確認を。
ソフトバンクモバイル / ドコモ / au / ワイモバイル

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の経験と教訓を継承、発信し、防災・減災社会の実現のために必要な知識を学ぶことができる観覧施設。資料室、研究部を併設し、阪神・淡路大震災に係る震災資料の収集・保存、災害対応の現地支援なども行っています。

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