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火山噴火 そのときの行動とは? 噴火は顕著な前兆がなく発生することもあります。火山を訪れる際は山の様子に注意し、異変を感じた場合はすぐに命を守る行動を取りましょう。

写真:ロイター/アフロ

発生

噴火が発生したら……

まずは頑丈な建物の中へ
・近くにあるコンクリート製などの頑丈な建物の中に入ることが最も大切。
・登山中であれば山小屋に避難する。
・近くに山小屋がない場合は、岩陰などに身を隠し、ザックなどできるだけ中身が詰まった大きい荷物で体を保護して噴石などを避ける。
噴石や火山灰を体内に入れないようにする
・ぜんそくなどの呼吸器疾患のある方は特に注意し、噴火中は外出を控える。
・外出する際にはマスクやゴーグル、またはタオルなどで鼻や口を覆い、体内にできるだけ火山灰を吸い込まないようにする。
・目に火山灰が付着して異物を感じることがあるので、コンタクトレンズを着用している人は外しておくと良い。
・外出先から帰宅した際には、衣服をよく払い、手洗いやうがい、洗髪などで火山灰を取り除き、室内へ火山灰を持ち込まないことも大切。
降灰時は自動車の運転にも注意
・降灰時は昼間でも薄暗くなるなど見通しの悪い状況になることがある。また、火山灰が積もり道路上のセンターラインなどの表示を見えにくくしてしまう。
・降灰時はできるだけ自動車の運転を控える。
・運転する場合には、必ずハザードランプを点灯し、周囲の状況に注意しながら速度を落とす。
気象庁・自治体の発表する情報に注意する
・噴火の際は、気象庁や自治体から火山活動や避難に関する情報が発表される。
・火山周辺にいる場合には、緊急速報メールで情報が通知されることもあるので十分注意する。
噴火に際して気象庁から発表される主な情報としては、以下の2つがある。
1)噴火速報 2014年9月の御嶽山噴火を受けて、噴火の事実をいち早く伝え、迅速に命を守る行動を起こす目的で2015年8月から情報提供を開始。噴火発生時は、数分以内に噴火速報が発表される。(※)
→アプリ「Yahoo!防災速報」(噴火速報をいち早く受け取れる)

※噴火速報の発表されるタイミングは以下の通り。
  • ・一定期間噴火が発生していなかった火山では、最初の噴火発生時
  • ・日常的に噴火が継続している火山(桜島など)では、噴火警戒レベル引き上げを検討するような規模の大きな噴火の発生時
2)降灰予報 規模の大きな噴火の場合は、噴火発生後20~30分程度で「降灰予報」が発表される。降灰予報では、噴火発生から6時間先までの降灰の範囲や量的な予想、降灰開始時刻などの情報が提供される。

避難

自治体の発表する避難情報に注意する
活動の活発な火山の多くでは、地元の自治体が噴火の可能性が高まった場合や実際に噴火した場合に、状況に対応した避難計画を立てている。
避難する際の服装
・頭を保護するヘルメット等を着用
・動きやすい長袖と長ズボンを、軍手も着用
・長靴ではなく、普段から履きなれた底が厚めの靴を履く
・両手は空いている状態にし、非常用品等はリュックに入れて避難する
→持ち出し品・備蓄品のチェックリスト
避難する際の注意
・可能な限り複数人で避難する
・夜間に避難するのは大変危険なため、避難はできるだけ明るい時間に行う
近所の頑丈な建物に避難する選択肢も
・噴石や降灰がひどく、避難場所へ移動することが難しい場合は、近所の頑丈な建物へ避難する
・鉄筋コンクリート造の建物に避難する
・建物内では噴石の直接の影響を避けるため、なるべく1階で過ごす
・場合によっては、消防・警察・自治体に救助の要請をする

そなえる

現在の火山の噴火警戒レベルを知る
・気象庁は、特に重点的に火山活動の監視・観測を行う「常時観測火山」47火山のうち32火山(2015年10月現在)について、噴火警戒レベルを導入している。
→噴火警戒レベルが運用されている火山(気象庁)
・噴火警戒レベルに応じて立ち入り規制の範囲が決まっている。
・観光などで火山周辺を訪れる場合には事前に現在の噴火警戒レベルを確認しておくと良い。
→全国の火山情報(各火山の噴火警戒レベルを確認できる)
ハザードマップを確認する
・自治体では、災害によって想定される被害の範囲などをまとめたハザードマップを作成している。
・火山では、噴火に伴う噴石や火山灰の噴出のほか、溶岩の流出、火砕流、また降雨時の土石流などさまざまな要因による災害が想定され、災害ごとに影響範囲が異なる。
・ハザードマップを見ながら、噴火の状況によって自分のいる場所ではどのような危険性が高いのかを把握し、安全な避難経路を確認しておく。
火山活動の歴史を学ぶ
・溶岩を流しやすい火山、火砕流を発生させやすい火山など、それぞれ特徴的な噴火形式がある。
・過去の噴火記録やその噴火でどのような災害が発生したかを知ることは、火山を理解し、災害を防ぐ上で非常に役立つ情報となる。
非常持ち出し袋の中身を確認する
・居住地域近くに火山がある方(特にハザードマップで避難対象地域に含まれている方)は、突然の避難にそなえて、非常持ち出し袋をすぐに持ち出せるよう準備する。
・袋の中身も定期的に点検し、電池が切れていたり食料の消費期限が切れていたりした場合には、新しいものに交換する。
・特に食料や飲料水は消費期限をそろえることで効率的な管理ができる。
火山へ入山する際は登山計画書を提出する
・登山の際には、入山までに必ず登山計画書(登山届)を提出する。
・登山計画書の提出によって、万が一遭難した場合でも、山のどの辺りで何人が遭難したかを推定でき、捜索が迅速に行いやすくなる。
・登山計画書の提出は、登る山の所轄警察署のほか、登山口の施設や駅などに設置された専用のポストへの投函(とうかん)などがある。
・他に、緊急連絡先となる家族、友人、職場などにもコピーを渡しておくようにする。
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