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災害時の知恵ツキノワグマによる人身被害を防ぐために

クマによる人身被害を防ぐためには「クマに出会わない」、「クマを引き寄せない」こと、万一、出会ってしまった場合は「興奮しない、させない」ことが重要です。

出典: アフロ

目次
被害の防止に向けて
2020年はクマのエサとなるブナが全県で不作となっており、クマがエサを求めて人里近くの山や住宅地付近に出没しています。クマによる人身被害を防止するため、注意を呼びかけています。

ツキノワグマについて

人間よりずっと足が速く、水泳・木登りが得意。雑食性で木の実・芽・昆虫から動物の死骸なども食べる。
視力は低いが音やニオイには非常に敏感。背中を見せて逃げるものを追う習性がある。冬期間は冬眠を行い、メスはその間に子グマを生む。生まれてから2年ほど子グマは母グマと行動を共にする

新潟県内で発生した人身被害の特徴

平成6年から27年度までに72件の人身被害が発生

  • 早朝・タ方の時間帯と午後2時頃に発生のピーク
  • 山中や山際で、高齢者の単独行動中に被害が多発
  • 山菜・キノコ採りや農作業に没頭、鈴やラジオ等音の嗚るものの携行なく、周囲にクマの食べ物や潜める場所あり

人身被害を防ぐ3つのポイント

クマに出会わないために

山にクマがいることはあたりまえです

  • 出没情報に注意しましょう
    予め入山する地域の目繋情報を確認し、クマのいるところには近づかないことが大切です。
  • クマの痕跡に気をつけましょう
    山中で、糞や足跡、熊棚、熊はぎ等の痕跡を見つけたら、その場を早々に立ち去るなど細心の注意が必要です。
  • 自分達の存在を知らせましょう
    極力複数で行動し、鈴やラジオ等を鳴らし、自分達の存在をアピールしてください。風や雨、川の音等で伝わりにくい場合もあり、過信は禁物です。
  • 黎明(れいめい)薄暮時(はくぼじ)は特に気をつけましょう
    朝・タの薄暗い時間帯は、クマの活動が活発です。極力この時間帯を避けて行動してください。
    新潟県内では午後2時頃にも人身被害のピークがあり、日中でも周囲への気配りが必要です。

山林等で作業する皆様へ

身近な里山でもクマとの不意の遭遇に注意を払うことが必要です。入山前のバクチクや作業中にラジオを鳴らす等人の存在を知らせること、たえず周囲の様子に気を配ることが重要です。
また、クマの生息地に頻繁に入る方は、クマ撃退スプレーの携行も検討してください。クマスプレーは、風向きによっては、発射した本人への影響もあるため、正しく使用ができるように日頃の実習や訓練も重要です。加えて、出会い頭の遭遇等対応困難な場合もあるため、過信は禁物です。

クマを引き寄せないために

クマを誘引するものの徹底的な除去が基本です

  • 生ゴミ等誘引物は適切に処理しましょう
    クマが出没する原因は、餌の存在です。生ゴミ、不要となった農作物や果実は、人家の周りや農地に放置せず、 土に埋めるなど適切に処理してください。
    また、柿などの果実は早期に収穫するとともに、利用しない果樹は、可能であれば伐採してください。
  • ゴミは持ち帰りましょう
    人間の食品またはその臭いなどに馴れさせてはいけません。キャンプや登山、渓流釣りなどで出たゴミ、山野にある墓地のお供え物等は必ず持ち帰ってください。食べ残しの放置等は、クマを引き寄せる大変危険な行為です。

  • クマの出没しにくい環境を整備しましょう
    併せて、集落や農地の周辺、川沿い等にクマの潜みやすいヤブや茂みがある場合は除去すると効果的です。
万一、クマに出会ってしまったら

落ち着いて行動することが大切です

  • 興奮しない、させないようにしましょう
    遠くにいる場合は、そっと立ち去ってください。
    近くにいる場合は、急に大声を出したリ、ものを投げたりするとクマが興奮して危険です。
  • そっと後ずさりしながら離れましょう
    クマは逃げるものを追う習性があリ、100mを9秒で走る等、力ではかないません。まずは、落ち着いて騒がず、 走らず、ゆっくり後退してください。
  • 子連れのクマに注意しましょう
    子グマを見ても、決して近づいてはいけません。近くに母グマがいると考えられ、大変危険です。

  • クマが襲ってきたら
    「死んだふり」は効果がありません。地面に伏せ、ダメージを最小限とするため、両手で頭部や首等急所をしっかりガードし、クマの攻撃をしのぐ方法が有効といわれています。
  • 集落や市街地にクマが出没したら
    周辺の住民にも知らせ、近づかないよう安全確保を徹底してください。クマの出没を警察、市町村役場、県の地域振興局へ連絡してください。

出典: 新潟県「ツキノワグマによる人身被害を防ぐために」

2020年10月21日公開

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