災害時の知恵ツキノワグマによる人身被害を防ぐために
クマによる人身被害を防ぐためには「クマに出会わない」、「クマを引き寄せない」こと、万一、出会ってしまった場合は「興奮しない、させない」ことが重要です。
クマによる人身被害を防ぐためには「クマに出会わない」、「クマを引き寄せない」こと、万一、出会ってしまった場合は「興奮しない、させない」ことが重要です。
出典: アフロ
人間よりずっと足が速く、水泳・木登りが得意。雑食性で木の実・芽・昆虫から動物の死骸なども食べる。
視力は低いが音やニオイには非常に敏感。背中を見せて逃げるものを追う習性がある。冬期間は冬眠を行い、メスはその間に子グマを生む。生まれてから2年ほど子グマは母グマと行動を共にする。
身近な里山でもクマとの不意の遭遇に注意を払うことが必要です。入山前のバクチクや作業中にラジオを鳴らす等人の存在を知らせること、たえず周囲の様子に気を配ることが重要です。
また、クマの生息地に頻繁に入る方は、クマ撃退スプレーの携行も検討してください。クマスプレーは、風向きによっては、発射した本人への影響もあるため、正しく使用ができるように日頃の実習や訓練も重要です。加えて、出会い頭の遭遇等対応困難な場合もあるため、過信は禁物です。
2020年10月21日公開