未来へとつなげる防災 〜19年目の神戸から〜

19年目を迎える神戸で、震災はどのように語り継がれ、活かされているのか。

阪神・淡路大震災の写真

阪神・淡路大震災の写真

阪神・淡路大震災
1995年1月17日午前5時46分に、淡路島から阪神地区にかけて起こった都市直下型の大地震。
震源地ではマグニチュード7以上、神戸市、芦屋市などの多くの市と淡路島で最大震度7を記録し、死者6,400名を超える甚大な被害を出した。

家族で集合場所を決めている

頭巾さんと上原さんの写真

兵庫県で生まれ育った頭巾(とうきん)さんと上原さん。
震災当時は1、2歳だったため記憶はないが、ご両親や授業などで、震災や防災についてしっかり教えてもらったという。
被災した際の家族での集合場所は小さいころからみんなで話し合い、「学校付近で被災したときは○○で、休日の外出先のときは○○」と、場所や時間に応じて「どこへ避難し」「どこで待ち合わせ」するのか決めているそう。

震災時一時集合所の写真

地震や大規模災害が起きた直後は、電話やメールなどが一時的につながらないことも。
家族や身近な人と、イザというときに避難する場所や待ち合わせの場所を決めておくのは非常に重要です。
どこに逃げるか、どこへ集合するか確認しましょう。

★どこに逃げればいいの?
最寄りの自治体の公式サイトなどから、自治体が指定する広域避難場所や一時避難場所を確認しておきましょう。
★どこで家族と待ち合わせればいいの?
自宅近くの公園など安全な場所を決めておきましょう。

ひとり1つの避難バッグ

上原さんの写真

防災意識の高い上原さんの家では、家族ひとりひとりが避難バッグを用意し、各自で自分にあった防災アイテムを入れている
また災害や防災関係のテレビ番組があった際などに、家族のだれともなく避難バッグの中身を点検したり、「ラップがお皿の汚れを防いでくれる」という情報があれば、新たにバッグの中にサランラップを追加したりしている。
使えそうだなと思うアイテムがあれば、補充することも忘れないようにしているそう。

避難バッグのイメージ写真

家族のなかに子どもや高齢者、ペットがいる場合は非常時の持ち出し品や備蓄品が異なってきます。
半年に一度は、家族で話し合って点検してみましょう。

備蓄は普段からできる

鷲尾さんの写真

一方、あまり防災意識がなかったが、東日本大震災後に防災について意識するようになったという鷲尾さん。
「友人が東北に住んでいて状況を知るようになったり、テレビなどの映像で被災地を見て、防災について考えるようになりました。ただ、何を用意したり、何からはじめたらいいのか分からなくて……。」

スマホとバッテリーの写真

「防災グッズ」と身構えることなく、ペットボトル飲料や食料を常に切らさないよう普段から多めに購入したり、スマホやバッグにホイッスルをつけたりするなど、まずは日常で取り入れやすいところから始めてみましょう。

またスマホなどのバッテリーをバッグに入れておくのも重要です。
過去に実施したソーシャル防災訓練の参加者のアンケートでは、「スマホのバッテリーが切れた」という声が圧倒的に多くきかれました。

シェアする防災意識

鷲尾さん、上原さん、頭巾さんの写真

毎年神戸で開催される神戸ルミナリエ。
上原さんと頭巾(とうきん)さんは見に行った後に、FacebookなどのSNSで阪神・淡路大震災のことを書いてシェアしているそう。

SNSでシェアする様子の写真

そうやって、ルミナリエが開催されるきっかけを知らない人に教えてあげて、防災について考えてみる時間をみんなにシェアすることも、未来へつながる防災活動となっている。

次世代に伝えたい「共助の力」

谷川さんの写真

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターの語り部として阪神・淡路大震災の体験を次世代に語り継ぐ谷川さん。
被災当時、芦屋市役所建設部長として多くの被災現場での救助活動を目にした。
救助隊がまだ到着しないなか、多くの人は隣り近所の助け合いのもとで救助されたという。

阪神・淡路大震災の写真

また支援物資が全国から届くなか、物資の仕分けに追われていた職員を助けたのが、「ボランティア元年」という言葉を生みだしたボランティアの力だった。
イザというときには、お互いに助け合うことの大切さを語り継ぎたいという。

人と防災未来センター

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(外部リンク)
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の経験と教訓を継承、発信し、防災・減災社会の実現のために必要な知識を学ぶことができる観覧施設。 谷川さんたち語り部が震災を語り継いでいる。
資料室、研究部も併設しており、阪神・淡路大震災に係る震災資料の収集・保存、災害対応の現地支援なども行っている。

(写真提供: 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター)

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