大雨発災時のNG行動

夜に大雨が予想されているときは夕方までに避難しましょう。雨が降り続き不安に思っても川や用水路の様子を見に行かないでください。
ここでは河川洪水が予想される時のNG行動をご紹介します。

出典: アフロ

目次

外へ出ない

  • 台風の際は建物内で通り過ぎるのを待つのが基本。
  • 通過しているときは外へ出ないようにし、河川や用水路の見回りはやめること。
  • 屋根の補修は台風が近づく前に済ませておく。

地下施設から地上へ、地上からより高い場所へ避難する

  • 地下施設にいるときは、実際外で降っている雨の状況などが分かりにくく、地上が冠水すると避難路から一気に水が流れ込み、地上に避難することが困難になるおそれがある。
  • 地上に出てからも、指定の避難場所に移動するより近隣の2階以上の丈夫な建物に避難する方が安全な場合もあるため、避難する場合は周囲の状況を総合的に判断し行動する。

エレベーターを使わない

  • 暴風によって送電線が切れ停電になることもあるため、エレベーターの使用は極力避ける

河川や用水路の周辺に近づかない

  • 大雨によって河川や用水路の水かさが増し、その周辺にも激しい水の流れができることがある。
  • これまでにも、側溝のフタが外れていることに気づかず、そのまま流されて死亡する事故が発生している。
  • 大雨で増水しているときは決して河川や用水路の周囲にも近づかないようする。

アンダーパスには近づかない

  • 突発的に発生する短時間の大雨では、降雨量が都市の排水処理能力を超えることがある。
  • 処理しきれなかった雨水は標高が低い場所へと流れ込むため、アンダーパス※はあっという間に冠水する。
  • これまでにも、車両が冠水したアンダーパスに取り残され、水没した車内で溺死する事故も発生しているため、車を運転中に大雨に遭遇した場合はできるだけ低い場所を避けて運転する。
    ※アンダーパス:立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道。

山などの急な斜面には近づかない

  • 大雨による土砂災害の危険度が高まったとき、土砂災害警戒情報が発表される場合がある。
  • 土砂災害警戒情報が発表された場合は、すみやかに避難する。
  • 発表されていなくても、「斜面から小石が落ちてくる」、「湧き水がにごる」などの前兆現象が見られた場合は、安全を確保したうえで避難するとともに、自治体や警察、消防などに通報する。

出典:レスキューナウ

2019年02月14日公開

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災害発生時には政府機関や各自治体の発表する情報にも注意を払い、必要に応じてすみやかに避難等を行ってください。必ず、他の情報と併せて状況を確認するようにお願いいたします。

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