地震在宅避難の判断
災害が発生した際、避難所に行くことだけが「避難」ではありません。自宅が安全であればそのまま在宅を続けることも選択肢に入れて避難を判断しましょう。
災害が発生した際、避難所に行くことだけが「避難」ではありません。自宅が安全であればそのまま在宅を続けることも選択肢に入れて避難を判断しましょう。

![判断(1)危険を見極める。 [チェックポイント] 自宅の家屋に被害があるか? 倒壊のおそれがあるか? 隣家の倒壊等で自宅に影響があるか? 不安に感じたり危険と判断したら避難所へ。危険がなければ判断(2)へ。判断(2)生活ができるか確認。 [チェックポイント] 他人のサポートがなければ、暮らしていけないか? 自宅での生活ができなければ避難所へ。不安がなければ自宅にとどまり、在宅避難。](https://s.yimg.jp/images/emg/sp/notebook/img/disaster/earthquake/img_shelterinplace240810_02.png)
避難の判断により、生死が分かれる場面があります。避難するかしないかは人任せにせず、ラジオ・テレビや行政などからの情報、自分の目と耳で確かめた情報を基に判断しましょう。
出典:東京都発行「東京防災」112ページ
自治体のウェブサイトや防災メールなどを見て、最新の情報をチェックし、余震などに注意しましょう。
自宅からアクセスできない場合は、比較的早い復旧が予想される避難所、もしくは公共施設やコンビニエンスストアなどからアクセスしましょう。災害時は無料のWi-Fiが提供されます。
 
              
物資は備蓄しておくことが原則ですが、避難所で食料品等の物資を受け取ることができます。情報は自治体のウェブサイトを確認しましょう。
困っていることは区市町村の職員にも相談し、どのような対応をすべきか意見交換することも重要です。
 
              
家の清掃や片付け、使えなくなった家財の運び出しなど、自分や家族だけで対応が難しい場合は、ひとりで抱え込まずに積極的に相談するようにしましょう。
地域の人の協力のほか、自治体やボランティアセンターなど様々な団体が支援してくれます。
 
              
自宅で生活をする際は、防犯のため、昼夜を問わず明かりをつけておき、在宅していることが外からわかるようにしましょう。
出典:東京都発行「東京防災」119ページ
2024年11月12日公開