避難生活避難所での妊産婦・乳幼児のケア

避難生活では、妊産婦や赤ちゃんの健康状態に注意を払い、不調のサインを見逃さないことが重要です。また、子供が安心して過ごせる環境を整えることも大切です。

出典: 東京都発行「東京くらし防災」

目次

乳幼児を持つ親同士で支え合おう

月齢の近い赤ちゃんがいるなど、境遇が似た人との交流は、避難生活を送るうえで力になります。
共感し合える相手がいると、心の支えにもなります。

妊産婦や赤ちゃんはデリケート 不調のサインを見逃さない

十分な栄養と水分の補給、衛生的な環境の確保が難しい避難生活では、心身の健康状態を特に注意深くチェックすることが重要です。
お腹が張る、悪露(おろ)や出血の急な増加、乳児の哺乳力の低下など、気になる症状があった場合は医師や看護師に相談しましょう。

子供の変化を受け止めて見守ろう

災害で子供が受けた恐怖やストレスは、行動の変化になって現れます。
注意しても聞かずに騒ぎ続けるなど、いつもと違う様子はそのサインかもしれません
しっかりと受け止め、周りの大人はあたたかく見守りましょう。

子供がのびのびと遊べる時間と場所を作ろう

避難所の限られた場所でも、子供たちが集まって遊べる場所を作ることが大切です。
また、できる限り子供をひとりにしないこと。遊び相手にボランティアの手を借りるのもよいでしょう。

もしかして虐待?をそのままにしない

子供は、信頼できる養育者との間で「自分は守られている」という思いを持つことが基本的な安心感につながります。
避難所で、もし、育児放棄や虐待などの現場に直面した場合、周囲の人や専門の相談機関などに相談しましょう。

出典:東京都発行「東京くらし防災」168-169ページ

2024年11月12日公開

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