地震南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたら

「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表された際の状況や必要な対応を、事前に把握して備えておきましょう。

目次

どのような状況?

南海トラフ地震の想定震源域では、新たな⼤規模地震の発⽣可能性が平常時と⽐べて相対的に⾼まっていると考えられます。
今後、もし⼤規模地震が発⽣すると、強い揺れや⾼い津波を⽣じると考えられます。

出典:気象庁「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)について

注意が必要な地域は?

南海トラフ地震の発生で震度6弱以上の揺れや3メートル以上の津波のおそれがある地域などが「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。1都2府26県の707市町村が該当します。

内閣府「地震防災対策推進地域・地震津波避難対策特別強化地域 市町村一覧」

指定基準の概要
  • 震度6弱以上の地域
  • 津波高3m以上で海岸堤防が低い地域
  • 防災体制の確保、過去の被災履歴への配慮

出典:内閣府ホームページ

どんな対応が必要?

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表された場合は、事前の避難は伴いませんが、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしましょう。

出典:内閣府ホームページ「南海トラフ地震臨時情報が発表されたら!

[南海トラフ地震臨時情報] 巨大地震とは、南海トラフ地震の想定震源域で、新たな大規模地震の発生可能性が平常時と比べて想定的に高まっていると評価された場合に気象庁から発表される情報。政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応を。※特定の期間中に大規模地震が必ず発生するということを知らせるものではない。取るべき行動は? [発表〜1週間] 日頃の備えの再確認に加え地震発生後すぐ避難するための準備。家族の所在場所を把握。非常用袋やヘルメットを玄関に。寝る時は枕元に靴を置く。 [1週間〜] 地震の発生に注意しながら通学や通勤など通常の生活を行う。 [出典:内閣府・気象庁(2024年8月制作)]

[南海トラフ地震臨時情報]「巨大地震注意」が発表された際の備え 取るべき行動は? [発表〜1週間]日頃の備えの再確認に加え地震発生後すぐ避難するための準備。 [1週間〜]地震に注意しながら通常の生活を行う。 [「日頃の備え」チェックリスト] 迅速な避難の準備には、家族との連絡手段を決めておく。非常時の持ち出し品を常に携帯。すぐに逃げられる服装で寝る。屋内でも安全な場所で生活(がけ近くの部屋から離れるなど)。避難情報を確実に取得できるようにする。住まいの対策は、高い場所に物を置かない。火災警報器の電池を確認。避難生活への備えは、食料と水の備蓄。簡易トイレの準備。携帯ラジオや携帯電話の予備バッテリーを確認。 [出典:内閣府(2024年8月制作)]

2024年08月29日公開

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防災手帳についての免責事項

災害発生時には政府機関や各自治体の発表する情報にも注意を払い、必要に応じてすみやかに避難等を行ってください。必ず、他の情報と併せて状況を確認するようにお願いいたします。

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